牛角(うしのつの)は、黒水牛と同様に水牛の角を使用した印材です。
オーストラリアや南米、南アフリカなどの牛の角から採れる印材で、美しい白飴色が特徴です。
以前はオランダ水牛という名称で取り扱われていましたが、原産地の誤解を与えるため牛角と名称が変わりました。
牛の角は、若い牛ほど角は黒っぽく、やがて茶色となって、だんだん色が抜けていきます。
さらに、部位によっても色の濃いもの、薄いもの、柄のたくさん入ったもの、柄の入っていないものと個体差がはっきりとしています。
成牛以上の角はなかなか手に入らないこともあり、柄が入らない牛角白はとても貴重で高級品とされています。
黒水牛と同じで芯持ちと芯なしがありますが、芯持ちで純白の牛角白は特に希少で、透明度も高く美しさが特徴の極上品とされています。
朱肉の付き具合や押印性に優れているので、男女を問わず人気の高い印鑑となります。
輸入は安定しているようですが、最近では短期間で牛を飼育する傾向が強く、良質なものが少なくなってきているといわれています。